よく晴れた。
小樽から札幌へ向かい 北郷にあるスープカレー屋であるところのベスで 昼食をとる。 スープカレーはほんと旨い。 毎日食べてもいいくらいだ。
札幌発祥らしいが 知名度も段々と全国的になり 最近ではコンビニでも売られるようになってきた。 しかしやはり札幌で食べるのが一番うまい。
それから一路、私の実家へと向かう。 おいしいご飯を食べてすっかり満足した彼女は まもなくあっさりと夢の世界へと旅立った。
「寝ちゃ悪いと思ってたんだけど・・・」
とのコメントだったが 座席を思い切り後ろに倒し、タオルケットに包まっている様子は どう見ても本気で寝に入っていた。
実家に到着し、清掃に出していた車を取りに両親と共におでかけ。 父は彼女の前で豪気なところを見せたかったのか なぜか私にタイヤを買ってくれたのでびっくり。 もうけた。
その後、4人でゲーセンなどに寄る。 何を隠そう私の両親はコインゲームの達人だ。 二人合わせて数千枚のコインを常にストックしている。 それらを存分に使い、4人で楽しく遊んだ。 両親と会うのも3回目であり しかも今回は遊びながらというシチュエーションだったので 彼女もかなり慣れてきたようで楽しんでいたようだった。
その日は札幌に帰る予定だったが 両親が残念そうな顔をしていると 彼女が泊まって行くことを提案。
のんびりと実家の周りを散歩したり 両親が山で採ってきたタラの芽のテンプラなどをおいしく食したり ゆっくりと過ごしたのだった。
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