2005年12月12日(月)



朝10時半。
宮崎駅前の集合。

かおっちが愛車「だんきち」に乗り
わざわざ遠くからやってきてくれた。
久しぶりに見るかおっち。会いたかったずえ。
元気そうでなにより。
相変わらずポワンポワンしてた。
車の免許を取得してまだ間もない彼女は
初めて駅前に愛車で乗りつけたことで
かなりビビリが入っていた。

ほどなくるうが
折りたたみ自転車にまたがり
颯爽と現れる。
なんというか、チャリチャリしてた。
この表現で通じるかどうか分からないが
ほんとにチャリチャリしてた。

そのままかおっちのドライビングで
なんとか海岸の「鬼の洗濯岩」を見にゆく。
たしか小学校か中学校の教科書で
写真を見た覚えがあった。
まさか自分がその場所に来ることになるとは
初めて新宿アルタ前に行ったときもそうだったが
なんだかちょっと不思議な感じがした。


古い地層と波の侵食が形作った珍しい光景。


少し風が冷たかったけど
天気もよかったし
気持ちよかった。
るうは
「こんなに晴れたのはじゅんさんがいないからだね。」
というコメントを述べていた。
じゅんさんは自他共に認める九州屈指の雨男なのだそうだ。
そしてかおっちは
「そうだよねー!」と力一杯同意していた。
じゅんさんはかおっちの手下なのだそうだ。
この場所にいないことをいいことに散々な扱いをされるじゅんさん。
おいしい。

その後、るう行きつけの川べりの喫茶店で
本場のチキン南蛮を食す。



とても美味しかった。
マスターはヒゲのステキな老紳士で
店にはアンティークカメラがずらりと並んでいた。
あまりそちら方面への知識がない私は
かっちょえーなー。くらいにしか感想を述べられなかったが
多分、とるくんとかnochanがいたら
さぞかし大騒ぎだったんだろうと思う。
それもいつか、見てみたいものだ。

のんびり宮崎の休日をくつろいでいると
あっという間に飛行機の時間が迫ってくる。
そのまま空港へと向かい、急ぎ土産を購入し
そしてるうとかおっちに別れを告げる。
私はいつもこういう空港や駅での別れの時
どうもそっけない態度をとっているように思われるらしい。
違うんだよ。
私のマインドの中では、とても二人に感謝していたんだ。
私だって名残おしかったよ。
もっと遊んでもらいたかった。
もっとポワポワしてたかった。
それとるうはチャリチャリしてた。あ、まぁそれは置いといて
そんなにそっけなかったかなぁ?

搭乗口で携帯の電源を切ろうと思ったら
るうからメール。
「屋上で手を振るから見とけ」
やぁ、嬉しいね。
しかも幸運なことに屋上が見える窓際の席だった。
私は一生懸命二人の姿を探した。
いた!
なんかチャリチャリしてるのと
ポワポワしてるのがいる!
しかもすんごいピョコンピョコン飛び跳ねて
こちらに手を振っているのだった。
二人は、窓から姿が見えなくなるまで
ずーっと手を振り続けてくれたのだった。
嬉しかった。
私も負けずに(周りの目も気にせずに)懸命に手を振ったよ。
さよなら。
また3年後に来られるといいな。
ありがとね。


でも後から聞いた話によると
二人には私の姿は全く見えていなかったらしいし
ピョンピョン飛び跳ねていたのは
あまりに寒くて軽くキレてたからだそうだ。

「寒いよ!早く飛べよ!遅いよ!」


そんな風に愛を込めて見送られて終了した
小旅行でした。
楽しかったです。

うわ。
なんか普通の日記だ。


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日記才人