2005年10月07日(金)



長い会議なのだった。

狭い会議室にたくさんの人がいて
室温は徐々に上がり
とても暑苦しい。

私は足を冷やして休ませようと
そっと靴を脱いだところ
驚くべきことに
左右の靴下の色が違う。

朝、寝ぼけて間違えた。

そんなお茶目な私であるが
ここは職場である。
食うか食われるかの世界。
そんな弱みなど見せられない。
誰も気付いていないことを確認し
私はそっとその靴下を脱ぎ
ポケットにしまった。

よし。
ミッションコンプリート。


そしてふと足元を見てみれば
足の爪には
先日、彼女にイタズラで塗られた
マニキュアがキラリ。


忘れてた。
慌てて靴下を履く私。
靴下を見られたほうがまだマシという判断である。

ところが
あまりにゴソゴソやっているため
他の人の注意をひいてしまい
結局のところ、
足のマニキュアと、そして靴下の左右を間違えた事実が
両方とも知れ渡ってしまったのだった。


ことわざで
「二兎追うもの一兎も得ず。」
という言葉があるが

今回の場合、
「二兎なんて全然追ってないのに二兎得ちゃった。」
ということわざがしっくりくると思う。


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日記才人