男には格好の良い言葉使いがあるというわけ。
言葉というものは 事象の表現であるだけでなく 言葉を操る各々の個性の表現でもある。 それは生まれ育った土地や、環境や、時代や、 色々なものから影響を受けて それぞれの言い回しのクセというものを生む。
例えば ポッチャリデブ上司の口癖は「言い方悪いけど」である。 もちろん僕は「だったら言うなよ。」 といつも心の中で突っ込んでいる。
例えば シヴァさんは「〜だけど」とは言わない。 必ず「〜だけれど」と言う。 本来は正しい言葉使いなのだと思う。
例えば アホたれ上司は「〜しろ」と命令はせず 「〜してもらっていいよ」と暗に責任をこちらに移す。 そんな中途半端な指示など、もちろんシカトだ。
例えば ケイゴさんは僕に話し掛ける時 「ちょっとよろしいですか」と言う。 いつになったら敬語をやめてくれるのだろう。
そんな話をヨウスイさんとコクさんにしていたところ 自分達もなにか言葉のクセというものを持とうじゃないか。 という全くなんのメリットもない企画が立ち上がった。 僕らがいかに退屈しているかを察してもらいたい。
とりあえず3人でなんでもいいので 単語を付け加えて、格好の良い言い回しを考えてみる。
ヨウスイさん>じゃぁこんなのはどうよ?
ヨウスイさん>”こんなこと言いたくないんだけど。” ありがとう。
僕>それ全然感謝してませんよね。
コクさん>次!じゃ俺。
コクさん>"一番大切なことはさ。" アイツ足クサクねぇ?
僕>全然大切じゃないですよね。
僕>じゃ僕はこんな感じで。
僕>”狂おしいほど”メシ食いにいかない?
コクさん>どんだけ食うつもりだ。
ヨウスイさん>んー。じゃぁこう。
ヨウスイさん>”どっちかっていうと”rikuってアホだよね
僕>いやそこだけ意味通ってるし!!
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