天下無敵な過ごし方
ああ、今日も今日だねぇ。
ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2004年02月15日(日) 遊び倒し

今のこのアタクシの状況が、
アタクシにとって とてつもなく贅沢この上ないってコトは 
先刻承知の介。
だからこそ、まんべんなく惜しみなく楽しんでいるわけ。
それをしようと心底から思ったら、日程金銭などは、
後からきちんと帳じりをあわせられるようについてくる。
あの時 あのことを 諦めたから その代わり。
あの代わりになることを見つけたいが為のこと そんなこと。

今年は 遊芸 の年。申年だから丁度いい。


はてさて。
土曜日は、ゆうしゃんのインストールにかこつけて、
お嬢夫人の家に 昼間っから夜中まで、
飲んだくれに行っていた。

道行きは ぴろ@魚ではなかった である。
どんなに お嬢でも 彼女は 母親であり、
御子息たちは あいかわらずめんこいので、
とてつもなくよい気分で 家路についた。
お嬢の家で、半年分の民放をみて、お笑いにはまり、
アニメにはまり、吾郎にはまった。
読みたかった 漫画を全巻お借りした。

お嬢の家に差し入れたスペアリブのレシピは下記の通り。
スペアリブ(豚)1キロに対して
トマトケチャップ 1カップ
荒掏り胡麻    1/4カップ
酒ORワイン    1/4カップ
しょう油     1/4カップ
豆板醤      大さじ1
レモンの絞り汁  1個分

胡麻の白黒は好みで。する前に少し炒っておくと風味が立つ。
スペアリブは、20分間蒸す。
そこに上記を混ぜたタレをあわせ 2時間以上漬けておく。
オーブンにタレごと天板に並べ入れ、高温で再度中まで火が通る程度焼く。
フライパンでも可。

簡単だけど 旨い。


日曜日。
幕見の歌舞伎 withしまさん。
幕見とは、幕毎にチケットを購入出来る歌舞伎座ならではのシステムで、
安価だけど、自由席且つ他の席とは、入り口からして違うので、
芝居を楽しむ他 何もない席。
おっしょさんに、若いうちは幕見で芝居を沢山見て勉強しなさい。と言われた。
若いうちってのが何歳までだかは聞かなかったのだが。
しまさんは 成田屋御贔屓の歌舞伎ファンで、
今回の芝居見物指南役を快く引き受けてくれた。
お陰で 10年ぶりの歌舞伎見物 予想以上に楽しかった。

幕見席は最上階の席なので、花道は見えないし、舞台も上から見下ろす感じ。
だけどだけど、役者が見栄を切る緊迫感や、それを期待する客席の気持ち、
そんなライブならではの会場の空気は肌に感じる事が出来る。
マゲでは 御贔屓お馴染みの吉右衛門、歌昇。
常々有名な 團十郎、玉三郎、左團次。  
二幕程度だったけど、かなりに贅沢な面々の技のたつ芝居が楽しめて、
茨木というお題目では、長唄三味線の早弾きの技をとくと拝見出来た事、
できればアタクシだってあのように奏でられるようになりたいわいと、
興味がこうもむくと楽しめるのかと 思ったしだい。
でも 寝たけど。

芝居があがった後、新橋まで散歩して、しまさんを連れて帰り、
しま吉と御対面させて、いつものラーメンやでちょいと食べて、
別れた。

たけぞ氏は今夜は帰ってこないかもしれないらしい。
まぁ、いいんだけど。カラダとココロさえ壊さなきゃ。
それが まぁちとばかし 難しい事なんだけど。
兎にも角にも お疲れ様です。

そこそこイイ気分なので、寝入るまでの道行きに、
借りた漫画がイイか、読んでいた本がイイか、
マゲがイイか ちょっと悩んで、
気分よく 週末を終らせよう。

遊び倒してゼンマイ振り切り、
さすれば ギリリに巻き直し、
おらおら やって魅せようぞ、
宵越し週越し 憂いを残さず、
それが 今世の心意気。

なんてね。



 ←もどる  いちらん  いく→


濁蔵 [MAIL] [よろず雑録帖] [店始めました]