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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
しようとは思っているんですが、何を同封しようかな? 「なんで村長がそんなことを?」 「そんなの、知らないわ。でも、一ヶ月前までは普通の値段だったの。何か理由があると思う」 「ふうん。じゃあ明日にでも村長を訪ねてみようかな。旅人ならなんか話してくれそうだから」 「......ブロードって、見かけに寄らず大胆なのね」 「そうかな? それよりさ、なんか呪われた曰く付きの剣ってない?」 その夜、ブロードは綺麗になったベッドに自分が持っている毛布を引いて寝た。ベッドで寝れる幸せを堪能する。 かたん と何かの音がした。 せっかく気持ちよく眠れると思ったんだけどな......。 ブロードは思いながら起きる。そして、自分の着ていた物をすべて抱えてまたベッドに戻った。 翌日、ブロードは借家を出て、村長の家に向かう。意外にもブロードは歓迎された。 「いやあ、まさか昨日から旅の方が来ていると思わなかったですよ」 「昨日はエステルという娘さんにお世話になりまして、いい村ですね」 「ええ」 「でも、甘い物がなんであんなに高いんですか?」 「それは......聞いてもらえますか?」 村長は急に声を潜めて話し始めた。
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