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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
ここ、埋めとかないとね。 ルイが丁寧に自分に言い聞かせた。 「消滅したのか?」 と、バルク。 「多分、な」 アニムが少しの間様子を見てから言う。 「すごい」 ヴェックスは怯えながらも呟いた。 「兄さま、いつもこんな危険なことを?」 「いや、まあ、そうでもねえけど。ああ、そうだ、ルイ。本気で乗っ取られちまったのかと思ったぜ」 「実は、ちょっと危なかったんだけど......」 あの精霊の力は思ったよりも強かった。一瞬だったが、彼女の意識は無くなっていた。 「だけどね、おばあちゃんを思い出したら、すぐ戻ってこられたの」
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