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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
昨日から仕事中に眠いです。 「仕方がない、こいつは諦めよう」 「この女の子はどうだ?」 と、ルイを見る。 「ではさっそく記憶をいただこう」 一人がルイに近づいた。アニムの不味い記憶により、少し腹正しくなっていた。 その時、ルイの目が開いた。 「下級魔族」 ぽそりと言う。ルイに近づいていた魔族が怖じ気着く。 「だからバルクの勘も不発だったのね」 ルイは魔族の腕を掴んだ。魔族が悲鳴を上げる。 「ひいいいい! 力が、力が抜ける!」 「ふん。私には魔力吸収の能力があるの。このまま消滅しちゃう?」 「やめてやめてやめて」 「じゃあ、ここから離れて」 彼女は腕を放した。 「この小娘め!」 魔族の一人が彼女に向かって行った。肉を糧にする魔族だった。爪を伸ばしそれで掻き斬るように振り回す。しかし、魔族は忽然と消えた。 「アニム、起きたの?」 「なんの、寝た振りだ」 「らしいわね」 「お主こそ。あの演奏が魔法でなかったら眠っていただろうに」 アニム手にしたカードを見た。先ほどの魔族が封じられている。 「道化だ」 「本当にね。こんな下級魔族じゃ、バルクの勘が働かなかったのもうなずけるわ」 実際、直前になって身の危険を感じたらバルクも飛び起きれるだろう。 「さてと、お仲間一人いなくなったけど、あなたたち、どうする?」 「逃げる」 「逃げよう」 「逃げます」 真族たちが消えて行く。 「では、ルイ頼むぞ」 「わかってるって」 悪魔族が得意とする魔法がある。 「起きてー!」 声に魔力を乗せ、強力な覚醒をもたらす魔法。別名、目覚まし時計。 悪魔は人間の欲求に関する魔法が得意だった。だから、目覚ましの逆も得意である。
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