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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
なんか書きたい気でいます。 彼女の一声で皆が目覚めた。 「おはよ、バルク」 バルクはわけ分からず。ヴェックスも首をひねっていた。 御者は目覚めて慌てて馬車を走らせる。 「一体何があったんだ?」 「魔族が現れただけだ」 バルクの警戒心すら起こさせないほど、小者の魔族だ、と教えた。 「俺はともかく、セルヴェスが気づかないなんてな」 「きっと、セルヴェスも気にしなかったのよ」 その後は何事もなく宿泊地に着いた。 「とうとう、明日クイスマークの屋敷に着くわね」 宿の部屋でヴェックスが言う。 「そういうわけで、今日は早く寝るわ」 「そうだな」 バルクが立ち上がる。彼が向かった先は部屋ではない。 「兄さん、イメトレ?」 ヴェックスが聞いた。それにアニムが答える。 「昨日やらなかったからのう。何かない限りは毎晩やっておる」 「すごいよね、イメージで負けることが出来るなんて」 「兄さんは昔からそう。でも、兄さんのイメトレ見るの、好き」 ヴェックスは庭をのぞく、バルクが踊るように剣を振るう。誰と戦っているのか分からない。サミクラスという伝説の最強の男とかもしれない。剣王女、バネッタかもしれない。とにかく、バルクが苦戦するのだから、腕の立つ相手なのだろう。
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