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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
なんとなく再開FF3。 アニムは港へ向かった。その近くに乗船待ち用の小屋や船券売り場が並んでいる。小さな小屋は窓が付いており、そこからチケットが買えるようになっている。 「急ですまんが、四神諸島のどこでも良い、今からでも取れるチケットはあるかのう? 今からでも出発したい」 通常、船券は遅くてもその日から明後日出発までのチケットしか買えない。しかし、今滞在しているような人の少ない街や、乗船客がかなり少ない場合に限り特別融通が利く。 「さすがに今出発の船は締め切りました。ですが、明日の午前中の船、コンファイア行きであればありますよ」 「ほう。では、それを三枚。一室は一人部屋、もう一室は二人部屋でな」 むろん、三人部屋の方が安いのだが、ルイは別室である。お互いのため。 「ありがとうございます」 料金を払って、チケットを引き取る。意外にことがスムーズに進んだことにアニムは少々満足していた。 バルクとルイの元に戻ろうとする道のりに、それはいた。 「やあ、君も占い師なんだってね」 「ではそーゆーお主も占い師なのだな」 アニムの場合、副業でさらに半分はハッタリであるが。 「ああ、まあね」 いかにも占い師、という出で立ちの男はアニムに微笑みかける。 「この街の人たちはあんまり占いを信じなくてね、商売上がったりなんだ。お陰で余計な事をしたくなってね」 「何が見えた?」 「ああ、君たちは四神諸島に行くのだろ? 大凶だね。特に歴史ある古いところは要注意だ」 「あそこはどれもこれも古いものばかりだ」 「それもそうだ。でも何か大きなものが助けてくれる。良い旅を」 「大きなもの?」 占い師はもう背を向けて歩いている。アニムは首をひねった。
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