気まぐれ日記
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2007年03月28日(水) アンサー

 負けません。

 ありがとー! 降谷さん! 私も負けません!(何に? 笑)

 ああ、明日から移動になるんですよ。完全移動です。なんか今日はメアド交換してました。そんだけ仲良くしていただいたってことです。うれしいです。




 昼過ぎに村を歩く。何もないに等しい村だった。漁業で細々とかつ、穏やかに暮らしているとでかでかと書かれているような村だった。朝、日の出とともに船を出し夕刻には必ず戻って来るという。
 一件しかない店は旅をする者が寄って行く程度の村なので、携帯食料、保存食はある程度そろっていたが、めぼしいものはなかった。
 彼女は必要な分だけの食料を買って行った。虎と海岸を歩いていると香ばしい匂いがして来た。
 「お嬢さん、一つどうだね? その猫も」
 声の主に虎がギロッとにらむ。
 「マレモンは虎よ、おじさん」
 「そりゃ、失礼。でもおじさんは失礼だ」
 彼女よりはだいぶ年上に見える。
 「でも、魚はおいしそう」
 枝に刺した魚が網の上で焼かれていた。油が溢れたまに火がぼっと上がる。
 「そうだろ? 虎さんもどうだい?」
 「いただく」
 魚をごちそうになりながら、たわいのない話をする。
 「そうか、昨夜この村についたのか。昨夜はよく眠れただろ」
 「ええ。ここは海の子守唄って呼ばれるほどよく眠れるって聞いたけど」
 「ああ、海の子守唄ってか? そんなかわいらしいもんじゃねーよ。ありゃ、人魚が歌ってんだい」
 「人魚ですって!」
 「ああ、あいつらは日が沈むと歌い始める。夜に船を出しているヤツを眠らせてその身体を海の贄にするんだ」
 「人魚はそう言う事をするのか」
 「だから、夜には船をださねー。俺以外はな」
 「あなた以外?」
 漁師は笑って照れながら答えた。
 「人魚に惚れられちまったんだ、俺」

 

 


草うららか |MAIL

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