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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
なにか口元がにやけます。(キモイ) 蛇と別れて、翌日港町を出た。いい天気だった。 「ねえ、マレモン。皆を集めて何やる?」 「うーん」 虎は何も考えていなかった。ぼんやりとは考えていたがそれはすぐに消えてしまう。とにかく、師であるチャーミグの死を伝えないとならないという使命感に駆られていたのだった。 「人なら何をやる?」 本来なら動物に弔うというものはない。 「そうね、葬儀......早い話お別れ会ね。皆で亡くなった人のことを悔やんだり思い出話をしたりするの」 「そうか。それもいいかもしれない」 動物たちの接点はチャーミグだけだった。この老人が動物たちを繋ぐものだった。 「やることは決まったよ、クレン」 「よかったね。あとは、残りを見つけるだけね」 「うん」 虎と彼女はその夜、小さな漁村についた。
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