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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
暖冬とは言え、寒いもんは寒いんじゃー! お風呂であったまろ。 彼女は宿のベッドで転がっていた。 「クレン」 「マレモン、あれ、その人は?」 「教会の神父さん」 「神父さん?」 彼女は起き上がった。昨日の酒が頭をくらくらさせた。 「お話はマレモンさんから聞いてます。宿の方に頼んで二日酔いに効く薬草を煎じてもらってます。気持ちが楽になりますよ」 「え? あ、ありがとう。ごめんなさい、こんな姿で」 「いえ、街の祭りを楽しんでいただけたようでうれしいです。それじゃ、私はこの辺で」 そう言って、神父は部屋を出る。 「ねえ、マレモン。今度お客さんが来たら入る前に教えてね」 「なんでだ?」 「女の意地よ」
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