気まぐれ日記
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2007年02月16日(金) 気づけば

 二月も後半になっちゃった今日このごろ。

 なんかね、今のお仕事の上司に、「変わらんとダメだ」と言われて、「まあ確かにそうだ」と思ったよ。ともかくまあ、反省猛省ですな。明日には(ほとんど)忘れてしまうけど(オイ)、それでも変わる努力をしなければ。お仕事だからね。




 「王様が、ドラゴンだったなんて......」
 「マレモン、元気なようだな」
 「ああ、フラワキン。さすがに人の姿になってるとは思いもしなかった」
 「じゃあ、チャーミグの......」
 「儂は一番弟子だ」
 ドラゴンはそう言った。
 「たまに、姿を見せてくれた」
 「チャーミグが死んだ事は知っていた。マレモン、お前は何しにここまで来たんだ?」
 「皆にチャーミグが死んだ事を伝えに来た」
 「やはりそうか。遠路はるばるご苦労さん。お嬢さんは、どうしてマレモンと?」
 「クレンは旅の仲間だ」
 「偶然、知り合ったの」
 ドラゴンはうなずいて言う。
 「マレモン、そのお嬢さんは」
 「知っている」
 「ならば何も言わない。お嬢さんもまた、自分のことを知っておるだろう」
 彼女はうなずいた。
 「この国を治めて五十年。そろそろ儂も正体を明かさなければならないだろう。あーあ、せっかく化ける術を会得したのに」
 「もしかして」
 彼女は思った。
 「今まで姿を見せなかったのは、変身術を会得してなかったから?」
 「そうだ。人の言葉を得ても人に化ける術は得てなかったのだ」
 「じゃあ、今度は若い姿に変身すればいいじゃない。後継者と言って」
 「その手もあるか」
 ドラゴンは妙に納得した。

 「それで、マレモン、皆には伝えたか?」
 「いや、まだ半分ほどだ」
 「合図も考えなきゃね」
 「合図?」
 「皆におじいさんの死が知れ渡ったら、合図をしなければならないの」
 「でも、その方法をどうするか......」
 「私がやろう」
 ドラゴンは顔を近づけた。
 「私は半日もあれば世界一周できる」
 「すっごーい。よかったわね、マレモン」
 「皆に知らせたら、またここに来るといいだろう」


草うららか |MAIL

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