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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
ともかく、HPをアップしたことをここでお知らせします。 ドラゴンが帰って来た城の前に、彼女と虎は佇んでいた。 「やっぱり勝手に入ったら、ダメだよね」 「しかし、ドラゴンは......」 「王様、大丈夫かしら?」 そんな心配をしていたら、中から声がする。 「入って来なさい、旅の者」 彼女は一歩一歩踏み出した。虎もそれに従う。長く広い回廊を歩く。夜は夜でひっそりと静かで暗く怖い。虎が一緒について来てくれることが心強い。 「入りなさい」 謁見の間の前についたら、声がする。王の声だった。 踏み入れる。昼間と同じ部屋だった。暗いが明かりが灯されている。違うところはそのくらいだ。大きなクッションの上に、王はちょこんと座っている。 「今晩は、お嬢さん。今宵は楽しんだか?」 「はい、王様」 「虎もどうかな?」 「うまいものを沢山食べて満足だ」 「王様、ドラゴンは......」 「クレン、まだ気づかないのか?」 「え? ええ!」 王は黄金の光をまとい、姿を変える。 「王様がドラゴンだ」
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