気まぐれ日記
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2007年01月25日(木) 収集のつかない話

 その場のノリ、その場しのぎに文を書くためにそういうことになるのですよ。

 いつものことだ。




 大樹の神の前に三人の子供、そして、虎と彼女と猪。
 「父上、なぜ人などに主の決定をゆだねるのですか?」
 「いくらなんでも適当すぎませんか?」
 と、二人の息子は言う。しかし、娘だけは黙っていた。
 「これ以上待つのもなんだな。たまには人の意見も取り入れてみたくなってな。ドメス、ブルレット、ファブリ、良いな。クレン殿のいう通りにしろ」
 不服ながらも二人の息子はうなずいた。
 「では、申し上げます」
 クレンはちょっと咳払いをした。
 「まずは、ドメス様、ブルレット様は考えは違えどこの森のことを良く思っていらっしゃいます。けれども、もしどちらかが主となった時、その考えが違えば争いはなくなりません。
 そして、ファブリ様の神の実についても考慮しなければなりません。聞けば、実を結ぶのが難しいと。森を育てるにはファブリ様の能力も必要と思われます。
 したがって、ドメス様とブルレット様はファブリ様が立派な主になれるよう教育してください。ファブリ様はお二人の考えの中で良いと思われる事を取り入れてください。時間はかかってもそれはいいのでしょう? 大樹の神様」
 「むろん。結論は出た。将来ファブリが立派な主になれるよう、二人とも頼んだ」
 「なんですって」
 「それでは......」
 「それと、ファブリ様に強制できないよう、アターク、彼女を見守る事は出来るかしら?」
 と、彼女は虎に頼んだ。
 「いや、自分は......」
 「アターク、儂からも頼む」
 「わかりました」
 


草うららか |MAIL

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