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気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
はじめます。(続きですので、三日くらい前にもどってね) 「それもいいかもね。私も一緒に住むよ。あなたのお世話係をすれば一生食べるのに困らないかも」 「だが、いつになるかまではわからんぞ」 「うん。楽しみにしている」 彼女は虎の毛のふわふわした触感を楽しみ(実際固かったが)、虎は初めてベッドで眠った。翌朝、虎は調子を崩していた。 「このベッドという物はダメだ。柔らか過ぎる」 「マレモン、あなた、蚤かなにか飼ってない? かゆいんだけど」 彼女はあちこち体を掻いている。 「私は床に寝るのが性に合っているらしい」 街を出ると街はマレモンの歓迎会で彼女と虎は広場に招かれた。その道中、皆、マレモンを触っていく。話す動物は恐れず、敬うが、どちらかと言えば親近感を持って接している。 「マレモン殿、ゆうべは良くお休みになれましたか?」 町長がマレモンに挨拶した。 「いや、あのベッドというものはダメだ」 「......そうですか、残念です。お許しください」 「いや、謝る事ではない。一度経験しておきたかった」 「それはそれはありがたいお言葉です。それでは、マレモン殿、今日はごゆっくりお楽しみください」 それからしばらく、彼女と虎は街の人たち余興や伝統料理を楽しいんだ。 「あの、この街に話す動物は他にもいますか?」 「いーえ、いません」 「そうですか......」 何故だろうと、彼女は思う。 「この街に来た話す動物はどのくらいですか?」 「ああ、はい。今までに私が知っている間で、十匹前後ですかね」 「そうですか......。話す動物はあがめられるのですよね?」 「はい、そうですよ」 彼女はいよいよ考えた。
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