気まぐれ日記
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2006年12月13日(水) 明日は

 アレです。
 忘年会です。(みたいなもんです)
 イブニングドレス着なきゃ行けないですね。(大ウソ)
 いや、ほんと、何着ていこうか迷う。




 彼女と虎は街を出る。
 「行き先は?」
 「そうだな。ここは少々寒い。温かいところへ向かおう」
 「じゃあ、東の方がいいわね」
 「クレンに任せる」
 彼女たちは東に歩き出した。
 クレンは妙な気分になりながらも虎の横を歩く。人語を話す虎は紳士的で優しい。不思議だった。もう少しあの街にいるつもりだったのだが、虎と旅する事になるとは思わなかった。父の敵討ちを理由に故郷を飛び出して彼女はやることもなく、ぶらぶらと旅をせざるを得なかった。だが、今はなんとなく旅をする意味を掴みかけた気がした。
 一方、虎はなんてことない。ただ、自分に人が近寄るのは言葉を教えたじいさん以来だ、と思っていた。それも、女だと。
 「クレンには、いわゆる夫婦となる相手はいないのか?」
 「はぁ? いないわ、そんなもの」
 「そうか」
 「そう。私、男なんか信じない」
 小さい頃にさんざんいじめられたせいか、彼女はそう言った。もちろん、それだけではないが。虎は首をひねった。
 「人、それぞれっていうのよ。虎だってそれぞれでしょ? あなたのように言葉を話す虎もいれば、人に襲いかかる虎もいるでしょ?」
 「そうだ」
 「だから、私のように男なんか信じない人もいるの」 


草うららか |MAIL

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