|
気まぐれ日記 DiaryINDEX|past|will
いや、宵っ張りの人にとってはそんな遅くないと思いますが、ネットでとある事を調べました。 こうしてクレンとマレモンは、一緒に旅をすることになった。 「よろしくね、マレモン」 「本当にいいのか? クレン」 「うん。どうせ、あてのない旅だから......」 「ところで、クレンはどうやって路銀を集めているんだ?」 「いろいろ、ね。これでも賞金稼ぎもしているのよ」 「その剣は使えないと聞いたが?」 「剣は使えないけど、魔法は使えるもの」 「ほう、魔法使いだったのか」 「そう、これでもね」 この世界ではごく一般的に魔法が使える。ただし、一般的には小さな精霊の力を借りたものだった。だから、威力は弱い。 「まあ、いざとなったら助太刀する」 「ありがと。そうと決まったら、すぐにでもここを出発しましょ」 「クレンはもういいのか?」 「ええ、私は荷物そんなに持たないから」 背に背負った大きなリュックと腰に差した剣。そのくらいしかない。それで済むのはこの辺りは一日ないし二日ほど歩けば次の街または村に着くからだ。 「マレモン、あなたは?」 「私は見ての通りだ」 虎は虎である。しいて言えば前足に巻いた金の入った袋くらいだ。 「そう言えば、ケーキのお味は?」 「うまかったが、夕べのスープの方が好みだ」
|