気まぐれ日記
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2006年05月31日(水) |
今日で終了できるかな |
六月になることだし……。 なんか今日連絡来たんだけど明日から、シフトが変わるんですよ。多分。よくわからないけれど。 あの会社、ほんとよくわからないことだらけ(というか、理解不能)なんで、母が仕事見つけたら辞めようと思うんですが、深みにはまりそう。(うう、やだな……)
「それで私を倒すと? あんたは長年アンデットをやっていてわからないのか?」 「私が思うに、魔族よりも神の方がずっと愚かに出来ていると思うのだが、お前はどうだろうなぁ」 グオンが剣をネランに向ける。ネランはちょっと笑い、グオンを眺めていた。 「確かにあんたは魔族に恐れられていると聞く。だけどそれは一緒にいるオフィーリスと関係しているからではないのか?」 「そうだ」 ネランの胸を刺す。 「ぐっ」 「けれど、それだけでない。だてに長くこの世界と魔界を行き来していない。お前ら一人消滅させる力はいくつか付けている」 ネランが地に伏し、消えていく。 「……死の女神に嫌われるな」 「グオン、なんで?」 ジエンが起き上がってグオンのもとに寄った。不思議そうに自分のショートソードを見る。 「ジエン嬢」 「どうして、神を?」 「逆に作用したまでです」 「逆?」 「あんな神でも、神ですから。魔族と対となる存在ですからね」 「どうやったら、そんなことを」 「教えてもらったんですよ。だから貴方にはお教えできません」 ジエンは剣をグオンから受け取った。それになんの変哲もない。握っていた柄に熱もない。 「どうしますか? まだ、噂を流した者を探しますか?」 「いや、いい。どうやら私では足手まといになりそうだ。あまり魔族や神族に関わるのも利口じゃないアンタらでやってくれ」 「そうですか。私もそれがいいと思います」 ジエンと別れてグオンはオフィーリスの迎えを待った。 「終わったようね、グオン」 「ジエン嬢と別れるのは辛いが、仕方がない」 これはグオンの挨拶のようなものだからオフィーリスはいっこうに気にしないで聞き流す。 「それより、オフィーリス。見つかったか?」 「ええ、見つかったのはいいんだけど……」 噂の張本人を見て、グオンはがっくりと肩を落とした。 「うん、わたしが考えたのー」 「で、おじょうちゃんはなんて話したの?」 「むかしむかし、グエンという騎士さんがよいことをして神様からのお告げでその地に湧く泉をのんで不死身になってお姫様を守ってくらしていたの」 「それ、誰かに聞かせた?」 「お友達にたくさん」 「そう、教えてくれてありがとう」 オフィーリスはその女の子と別れてグオンを見た。 「あの子の創作が、変な風に流れて、今の噂になったのね。人の噂は七十五日っていうから、それまでの辛抱ね」 グオンがため息ついたのは、言うまでもない。
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