気まぐれ日記
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いや、もう、結構ずうっと前から、気にしていたことなんですけれど。 キャラの描写が全くといっていいほどないような。自分で勝手に想像して自己完結しちゃっているので、これ読んでいる皆様も自由に想像して読んでください。(いいんかい! それで!) ちなみにジエンについては何も考えていないので、今のところ自由に想像してあげてください。(それでいいんか、本当に……)
「それじゃ、グオン。またね」 「頼むよ」 「ええ」 オフィーリスはまた消えていった。ジエンはますます後悔した。汽笛が鳴る。船がもうすぐ出発することを船員が伝えた。 「さ、行きましょう」 グオンがジエンを促した 必ず、見つけ出してやる。
乗客は家族連れ、商人などが多くウォンテッダーはやはり少なかった。その少ないウォンテッダーたちにグオンについての話を聞いたがそれぞれが違う地域でその話を耳にしたという。 「誰から聞いた?」 グオンが尋ねた。そうすると、その人物もまた、それぞれ違う。商人だった、ウォンテッダーだった、町の人だったと。噂は噂として受け取るためかどんな人が話していたかはあまり覚えておらず、聞き流していることも多い。当然、信じれば別なのだろうが……。 「朝一の船じゃ、やっぱり大した情報がないな」 「まあ、地道に行きましょう。」 「ああ、そうだ。早くアンタから解放されたいからね」 「連れないですね」 「噂を流したヤツに責任とってもらいたいだけだ」 「そうですね。私も迷惑をこうむっていますが……」 グオンは続ける。 「貴方と出会えたことだけは感謝しますよ」 「あんた、どこまでめでたいの?」
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