気まぐれ日記
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結局今週(土曜から今日まで)は十二時間労働ですよ。でもあしたはお休みだー! あひゃひゃひゃ(意味不明の笑い)
なんか、もう疲れたからいろいろするのは明日ね……。あ、今消防車が出動した。(すぐ近くに消防がある)
「クレイス、これを」 ロディサがそっと耳打ちをする。 「魔法」 「そう、あなたのために作ったの」 彼女はそう言って家を出た。それから次々、姉たちは城へ向かう。近所の人々は、彼女たちを『城に嫁いだ』と言った。クレイスもまた、城に呼び出される。その間に両親はなくなった。この日ばかりは皆、休みをもらったが、ロディサだけは帰ってこなかった。 「どんな魔法をもらったの?」 マタイトがさりげなく聞いた。 「わからないよ。まだ使っていないから」 ロディサはイタズラの天才だった。魔法もその類が多い。特に姿を消す魔法は完璧にマスターさせた。 「イタズラは気づかれちゃだめ」 彼女はもっともらしいことを言ってそれをクレイスにも教えた。それから、彼女はどんどん新しく魔法を開発する。 姿を変える魔法、自分の姿を遠くに映す魔法、一時的に体重を軽くするまたは重くする魔法。どれも大した役に立つ魔法ではないが、彼女のイタズラに一役買っていた。 そんな彼女が作った魔法はいまだ使われていない。
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