気まぐれ日記
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2006年04月05日(水) 落ち着いた!

 と、思う。
 だって、12巻とキャラブックは地域により二、三日遅れますだもん。(二日は遅れる)
 


 男は迷いもなく、クレイスの前に立ち止まった。
 「なんで、あんたが? コクヨウがここにいるんだ?」
 男が笑う。
 「相変わらずか? クレイス。久しいな」
 「なんの用だ?」
 「今はどうしてる?」
 「なんの用だと聞いている」
 「早い話が、お前の力が必要になったんだ。一緒に来い」
 「やなこった」
 コクヨウと呼ばれた男が、また笑う。
 「先見の巫女がお前を求めている」
 「そう言えば、ついてくると思っているのか?」
 「そう言うと思っていた。だから、人を寄せ集めてお前を迎えに来た」
 「まさか……」
 「そうだ。お前を世話した四人だよ」
 コクヨウが腕を上げる。同時に店にしのんでいた四人が彼らに集まってきた。
 「ごめん……」
 クレイスがつぶやき、四人に魔法を使おうとする。しかし、四人のうち二人がそれから逃れた。
 「あっ」
 「四人とも、お前を傷つけたくないんだ。大人しく捕まってやれ」
 


草うららか |MAIL

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