気まぐれ日記
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2006年03月29日(水) 怪 留守電のメッセージ

 これは、本当にあった話です。(いや、本当だってば!)

 昨日、留守電に妙なメッセージが入っていたんですよ。6秒で終わっているんですけど、まず、駅の構内のようなガヤガヤ、ザワザワとした音が入っていて、しばらく無言なんですけど、最後につぶやくような声が……。
 で、うちの母が帰ってくるまで一応それを残して置いて、母上にも聞いてもらったの。
 「ねえ、これ、死にたいって聞こえない?」
 「……うん」(認めたくない)
 いや、なんつーか、雰囲気的にそう聞こえるだけなんだけどね。もしかしたら、「なんだいねーのか? チクショー」的なことを言っているんじゃないかと思うんだけどね、でもね、気味悪いー!&怖いー!

 不肖、草。とりあえず的な仕事をします。
 で、今日から夜勤(!)です。ので、この時間に更新しました。
 これから、昼寝。



 エリュウスは食事を終えてブロードの元に来た。
 「あのね、ブロード。父や村長から話を聞いたと思うけど、あなたは早くこの村から出るべきなの」
 「それは……」
 どういうことだ、とブロードが言いかける前にエリュウスは続ける。
 「呪われているのは本当。早死にするのも本当。でも、私が魔法を使うことが出来るのは、ブロードのおかげなの」
 「俺の魔力を得て、魔法を使っているのか。なるほどね」
 「だから、村ではあなたが魔力をもっていることを知っているし、それを利用しようともしている。だから、逃げて」
 「……じゃあ、仮死状態から目覚めさせる方法は……」
 「知らないわ。あなたの魔法しか」
 「そうか」
 「呪いを解くのは、わからないけど」
 でも、魔力ある、しかも使える人間がここに訪ねたことがあるということだ。でなければエリュウスに呪いがかかっていることがわからない。そして、本当に呪いなのかもわからない。
   


草うららか |MAIL

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