気まぐれ日記
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何が来たって、銀魂のDVDが。 なんだか、ツアーにて上映された代物です。 こんな、早く来るとは。 でも、一番すごいのはアニメ作ったのがサンライズなところだよね。
依頼人の家に到着した四人。低級霊が住み着いた家はラップ音が聞こえ物が飛び交っている。 「かなり、います」 ユミーが消え入りそうな声で言う。マーキーはとにかく早く何とかしろとせかした。 「面倒ですので家ごと浄化します」 「出来るんですか? そんなこと?」 「出来るわよ。ユミーは、『モン退免・霊族限定特級』だから」 ちなみに、『モン退免』とは、『モンスター退治免許』のことである。特級クラスならば、一応どんな霊族にも有効な手段を持っているといえる。 「すっごーい」 ユミーの浄化力は度を越えている。やったことと言えば大量の塩をまいて、何かを唱えただけなのだが。それでも、低級霊たちは消えていなくなった。 「でも、元をつぶさないとなりません。これは誰かが意図的に呼び出したものと考えられます」 と、ユミー。彼女が言うには、呼び出している者は霊じゃないのでそこまでは退治できない、ということだ。 「じゃあ誰がそんなことをやっているのか、調べて見なきゃね」 だからと言って、それは容易ではない。そんな時、ミーヤが手を上げた。 「私、小人を使役できます」 「へ?」 「あれ? 言ってなかったっけ? ミーヤさんは亜妖精使いなんですよ」 と、社長のライオ。 「へー、どんな免許?」 「あ、はい。亜妖精限定使役一級です」 「あら、すごいじゃない。さっさとやれ」 「はいっ!」 小人を呼び出し、彼女はこの家に低級霊を仕掛けた者を探すように命じる。小人はきしきしと笑いながら、動き始め、消えた。 「あとは、畑ね」 畑へ行くと、狐や野生の犬が食い荒らしている。人が来てもお構いなしに畑の作物を食い荒らしていた。 「社長、頼むわ」 「はーい」 彼はのんびりと畑のそばにより、 「皆さん、畑を荒らすのはやめましょう」 と、気の抜けた命令をした。まるで、ダメもとで提案するかのように。狐も犬も彼を見た。そのまま、畑を荒そうと戻りかけたが、もう一度彼を見て、情けない声で吠えたあと、畑を去ってしまった。 「どうなってんの?」 「まあ、社長はいつもあの調子だから」 「そうなの」
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