気まぐれ日記
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2006年03月14日(火) 面接、第二弾!

 就職するための難関、面接。それに行って来ました。……まずはなんとなく答えたけど、けど。うーん。
 今日、変な夢を見て占ってみたら、運が良い方に向かっているらしい。
 それを信じれば、いいんじゃないか?(占いは占いだしな)
 まあ、落ちたとしても気長にやりますが。



 ヴィニーは大通りに出た。男が追いかけてくる様子はない。ほっとして、次の安い宿を探す。
 「もし」
 そんな時、呼びかけられる声。若い女性だった。すっぽりとマントで身体を覆っている。
 「な、何?」
 「あなた方、旅の方ですね?」
 「そう、だけど」
 「では、少し私と付き合っていただきたいのですが?」
 ヴィニーは三人を見る。三人は状況が飲み込めずにきょとんとしていた。
 「どうする?」
 ヴィニーが尋ねる。セルヴェスは「いいじゃないのか」、ロイタスは「女性に優しくするのが人間ですよね?」と、ルヴィアは「面倒だ」と言う。
 「あなた方に、旅の話をして欲しいのです」
 女性はちょっとイラついたのか、具体的なことを言い出す。
 「な、なんだ。そんなことか」
 「お願いできるかしら」
 「それは、構わないよ……って、ダメじゃん!」
 旅の話をする以上、セルヴェスたちのことを話さなければならない。秘密
にしているわけではないが、混乱を避けるにもそれが必要だった。
 「どうして!」
 彼女が再び苛立ち、叫んだ。
 「僕たち、いろいろ事情があって……」
 「ひどい!」
 「ひどいって言われても……」
 「どうして、ダメなの?」
 そんな時だった。
 「姫様!」
 そんな叫び声が聞こえた後、四人は領主兵に囲まれた。 


草うららか |MAIL

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