気まぐれ日記
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2006年03月13日(月) 陰謀

 っていうか、なんというか。アノ分厚い月刊誌のことです。
 トランプカード好きなんで、某13巻を買うときも予約しちゃったんですが、なんと、箱とカード二枚が付いているんですよ、今月号。いやらしいと思わないんですかね? ちゃんと割高でコミックを買うんだからさ。つーか、予約してなかった人や興味ない人には、まったく意味をなさない付録ですよ。どういう教育受けたらそんなオマケつけられるんだ? (仕方がないから買った人・上海は面白い)
 今週の一言:いっそ、やおきんと契約しちゃおうよ。ヅラがまだ銀さんを誘っていたことに驚いた。(とっくに諦めたものだと思ってた)
 ぱっと読むと、誤解受けそうだなー。


 

 彼らはとある小さな領地を訪れていた。男が二人、女が一人、子供が一人と旅をするメンバーにしては少し変わってる。傍目から見ればそれだけだった。しかし、中身まで見ることはできない。子供、ヴィヌウィス=ガーター
を除く三人は、元ドラゴンだった。
 「今日は、ルヴィアに宿とってもらうからね。これ練習。多少言い間違えたってかまわないんだからね」
 「……わかった」
 「店員さんに笑われても、首絞めちゃダメだよ」
 「わかってるって!」
 ヴィヌウィスことヴィニーは最近、彼らにそう教えている。いつまでたってもヴィニーに頼りきりなところがあるからだ。セルヴェスとロイタスは比較的順応が早く、溶け込むのが早いがやはり、ドラゴンと人間の間には習慣や感覚が違うらしく、時々妙なことをやりだす。
 そして、ルヴィアはもともと人間が嫌いで、人間に対して敵対しようとする。最近ではだいぶそれも落ち着いたが……。
 「よう、姉ちゃん。綺麗だな!」
 一日の仕事の終わりに一杯飲む中年の男が、食堂に入る際、ルヴィアのお尻を触っていった。それで、ルヴィアの平手打ちが決まり、中年の男が壁に激突する。人間にされドラゴンとしての力は抑えられているものの、少しばかり人間より力が強い。
 「に、逃げよ!」
 「なぜ、逃げる? 無礼を働いたのはあの男だろう」
 と、セルヴェス。
 「そーだけど、アレはやりすぎ! ああ、もう今回は僕が宿とるからね」
 とにかく、ヴィニーはルヴィアの手を引いて宿を後にした。
 


草うららか |MAIL

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