気まぐれ日記
DiaryINDEX|past|will
えーと、いつだったか? FF(いち)をPSでやっているということを書きました。昨夜、クリアしました。頭痛は? という質問は却下です。クリア目の前でへこたれるなんざ、冒険者として失格です。意外にたやすくラスボスは倒すことは出来ました。心残りなのは、白魔にダテレポを覚えさせられなかったことです。何さ、ダテレポって! ともかく、これで処分できます。(もう一回やる元気なし)
(昨日の続き)
「グオン?」 呼ばれて、はっと顔を上げた。幼い王女が見つめている。 「どうかしましたか?」 「どうかしているのは、あなたのほうよ」 王女は、何度か呼んでいるのに返事をしなかったと伝えた。 「これは、失礼しました」 「何を考えていたの?」 「いえ、思い出していたんです」 「何を?」 「ずっと、昔。この国に来た頃のことです」 「いつか、聞かせて」 王女は賢い子だった。私が話そうとしないのを察した。そして、話したいときは、いつでも聞く気でいる。 何が、遠い血縁だ? この鋭さに何度どきりとさせられた? まさしく、奴の血を引いている。 「ええ、その時、王女が私のことが知りたかったら」 「うん。ねえ、グオン。この本を読んで欲しいの」 「はい。では、こちらに」 よく、奴にも本を読んでやった。 「グオンは、淡々としているけれど、突っかからず読んでくれるから好きよ」 「そうですか」 べグゼッドも、奴も、そう言っていた。
|