気まぐれ日記
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2006年03月07日(火) |
さー、何を書こうか。 |
まだまだ短いのを行こうとかと思っております。(一週間程度で終わらせるようなの)なのに、一日っぽい短文でも。 また、ドジ発覚です。履歴書送るのに送り状を作るんですが、その送り上を……ダメだわ言えない書けない! ともかく、それで大恥と爆笑が出来るであろうミスをしました。ああ、仕事してなくてもこんなおっちょこちょいを。
補足的物語。
ミランさんが加わって一週間。私たちは、それまで野宿をしてやっと村を発見した。それが、絵に描いたような貧しい村だった。 ミランさんが頭に飾っている花は替えたところを見ていないが、みずみずしく保っている。その理由は、ミランさん自身の能力に関係あるらしい。エルフなミランさん。人間よりも高い魔力を持っている。そして、たまに魔力の働きで花を保たせることができるそう。 「村ですね」 「はい。地図にも載ってないような村です」 ゼデューがいつものように答える。 「この村の方、元気がありませんね」 見る人見る人、悩んでいるような顔だった。宿がないので村長の家に泊めてもらう。滅多にウォンテッダーは来ないという。 「すまんが、食事はだせないのだよ」 と、村長は申し訳なさそうに言った。 「どうしてですか?」 村長が答える前にミランさんが言う。 「この村は不作が続いているようですね」 「はあ、わかりますか? この村は近年立て続けに不作が続いておってな。この通り、わしらが食べていくだけで精一杯なんだ」 「フレクアさん、それではしかたがありませんね」 「そうね。ごめんね、オーフ」 ここのところ、オーフは食事をしていない。前の町があんなだったので、ほとんど買出しが出来ず、食料は少ない。 「かまわねーって言ってるだろ。俺の分はいつでもなくていいんだぜ。別に食べる必要はないんだからな」 とは言っても、おいしいものを食べるオーフはよく笑っている。おいしいものがおいしいと感じるのは人間と一緒なんだって思った。だから、私たちがおいしいものを食べているときには、オーフに食べさせたい。
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