気まぐれ日記
DiaryINDEX|past|will
エクセルの方も合格しました。受けるのに一万円と、資格を買うようなものなんですが、でも取れるだけ取っておけ。受講するのにお金もらっていたんだから!(…) そんなわけで、ワードもエクセルも基本的に使えるようになりました。 ガス湯沸かし器ですが、明日、ガス屋さんに見てもらいます。今日は近所の温泉に行ってきました。
ブロードの時が戻り、彼は魔族に戻った。 「大丈夫ですか、マスター」 イプルは心配そうにしている。 「ああ、魔族だろうが魔力はいるけれどな」 それでも魔族だと動けないということはない。人間であれば昏睡している。更に、それ以上魔力を失っていたら死んでいた。 「人間なのに、魔力を必要としていたのか?」 「昔はまだ結構いたんだけどな」 魔力を失うことで生きることができない人間が存在している。ブロードはそんな人間だった。今はほんの少ししかいないのだが。 「あっさり消滅してくれて助かったぜ」 「それにしても、メチャクチャだな」 「だろ? 俺もそう思う」 「魔族にとって人間のお前は凶器だ」 「妖精主に感謝するといいよ。人間時代、魔族にあったのは一回だけだった」 妖精主の封鎖を破って魔族が入り込んできたことがある。大事にならなかったのは、妖精主と彼の活躍があったからだった。 「さてと、今度は姉さんの方だ」 イプルが案内する。どこまでも続くかと思われた海だが、急に視界が変わって、森の中にいた。 「ブロード! 樹理! どうしてここに……」 弱っているようだったがオフィーリスは無事だった。 「母様こそ、どうして!」 樹理が避難する。オフィーリスは樹理の肩に手を置いて、しゃがみこむ。 「ごめんね……」 「母様。母様が、引き込んだことなのに」 「そうね……」 なのに、置いてけぼりにした。オフィーリスはそれでいい、と思っていた。 「だから、最後までやらせて」 樹理が力強く言った。そんな彼女をオフィーリスは抱きしめた。 「姉さん、妖精主には?」 「カルストラに頼んだわ」 ブロードが一瞬首をひねった。すぐに、あの魔王だと気づいたが。 「でも、呪いが解ける可能性は五分五分だって」 呪いが解けなければ、消滅させるしかない。 「姉さん、手伝うよ。姉さんはけりだけ着ければいい」 「私も、そうする」
|