気まぐれ日記
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2006年01月19日(木) ♪そっろそーろ 終わりかな?(ピタゴラ)

 三ヶ月、休まず通いました(まだ終わってねー)職訓。来週の火曜日で一応終了です。二十五日にはエクセルの試験です。
 最近、昼休みなどでヤフーのニュース見ているんですが、えーとなんですか? らいぶどあしょっく? 堀江さんがしでかして、なんで株全体がストップ? ともかく、株なんぞに現抜かす私でないですので。人間、まっとうに働いて得たお金が一番信用できます。(じゃあ、自分はなんだ?)
 問題とは言え、簿記で「売買目的有価証券」を借金(当座借越)こさえてまで買う神経がわかりません。 
 


 グオンの部屋の前まで戻ると、オフィーリスと樹理が出てきた。
 「もう、いいの?」
 ブロードは二人に聞く。
 「ええ」
 「うん」
 二人は、心なしか安心したような顔をしている。特にオフィーリスは先ほどよりも生き生きとしていた。
 「ブロード、パリスちゃんに会っていたのね」
 「ああ、そうだけど」
 「……とにかく、出ましょうか。樹理、お願いね」
 
 着いた場所は、彼女たちの家だった。
 「今日は、ゆっくり休んで。樹理もね」
 樹理はこっくりとうなずいて自分の部屋に入っていった。
 「あの子には十分休んでもらわないと」
 「うん」
 樹理は魔力の消費が激しい。一度は元に戻ったのにも関わらず、また彼女は十歳ほどの少女の姿をしていた。
 「なあ、姉ちゃん。あのお姫さん」
 ブロードはパリスと会った時の違和感を伝えようとした。
 「パリスちゃんは、養女よ」
 「そう、なんだ」
 「あの子は、フォーランズ王家の血を多分、引いているということで養女にした子なの。確かにかなり薄いけれど引いているわ」
 「そんな気がした」
 「イーリスはまだ生きているけど……彼の娘が早くに亡くなって。私が予言したとおりになったわ」
 千年以上前、彼女は彼らの先祖に言った。
 『あなたの血は、千年前から受け継がれ、その後千年耐えることがない』と。その通りになってしまった。その中間こそ、彼女にとって極上の血だったのだが。
 「……あいつは何か言わないのか?」
 「ええ、それを承知であそこにいる。結構パリスちゃんを気に入っているわ。樹理がやきもち焼くくらい」
 「へえ」
 あの様子から、いろいろ想像できる。グオンの前の彼女こそ、本当の姿だろう。
 空気が変わった。
 「ブロード様、申し訳ありません」
 ヒマリが現れた。かなり弱っている。
 「ヒマリ! 何があった?」
 ブロードがその身体を支えた。
 「見つけました。しかし、アイナスターが……」
 ヒマリの身体が透けていき、そして消えていく。 


草うららか |MAIL

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