気まぐれ日記
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2005年12月14日(水) |
こちらのほうが、おざなりに…… |
本を出す、かもしれない。地元イベントに友人が参加するのであればの話ですが。それでも、今回あまり乗り気でなかった友人が申し込んでくれたのだから、と準備は進めてみる。が、プリンタがいかれている。急に電源が切れたりする。なので、騙し騙し印刷していくしかない?
彼女は首をかしげている。魔族の中には、姿を自在に変えるのもいる。人間型は人間世界に溶け込むために撮っている形であって、本当の姿は本人にしか分からない者も多い。ブロードは元が人間なのでその姿をしているが。 「気配は感じるのだけど、姿がないの。感覚も当てにならない」 「だから、お前は私たちの前に現れた。協力するというのは私たちの方か?」 「そう。ごめんなさいね」 「構わない。私たちだけでもどうすることもできなかった」 樹理はそう言って、考えた。カティエリをどうやってあぶりだすか、を。その魔族の糧は魔族だ、自分たちが油断しているときに来ると思われる。また、仮にも魔族が糧なのだから、その強さは半端ではないはず。 「ブロード、しばらく別行動だ」 「?」 「お前がおとりとなれば、奴も動くだろう。その妖精にも気配と姿を消してもらう。カティエリが来るとしたら、お前が一人になったときだ」 「なんでだ?」 「お前は、珍しい魔族だからだ」
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