気まぐれ日記
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2005年11月09日(水) |
ヤツの季節がやってきた |
ヤツとは、アレのことである。 冬と雪 そりゃ、雪は風情とか情緒とかあるけど実際は恐ろしいものである。車を運転することが今年はなさそうなんで安心できるけれど……。雪による圧雪アイスバーン、水と低温によるブラックアイスバーン。(←最凶)運転するものを凍りつかせる黄色間際の信号前……。そんな危険な道に無駄にうろうろ出てくる年寄りとか自転車とか。あーやだやだ。北海道今んとこワースト1じゃないけど浮上するのも時間の問題かもしんない。
ドラゴンは、周りが海だけで何もないところでその理由を話し始めた。 「実は、北のドラゴンたちが争いを始めてしまったんです。人間で言えば喧嘩なんですが、人間にとっても私たち海に住むドラゴンにとっても迷惑な話なんです」 フィッシュドラゴンが言うには、北のドラゴンたちは二つに分かれて争っているらしい。一つは、今までどおりの暮らしを考えている平穏派、もう一つは人間世界に交わっていこうとする進出派。力あるドラゴン二匹は留守がちでいないのでそれを止めるものはいない。今クレンム北のバンデン王国はこのドラゴンたちが起こす争いが地震となり、迷惑しているという。そして、その争いは普段滅多に地上に出ることがないフィッシュドラゴンやクレンム南のドラゴンたちにも答えを出せと強制されているという。 「なるほどのう……」 「しかし、その力あるドラゴン二匹はどこに行ったのだ? そいつらを探した方が得策ではないのか?」 「その二人は、人間界に混じっているんです。そうなると進出派が有利になります。できれば、セルヴェスの意見を聞きたいのです」
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