気まぐれ日記
DiaryINDEXpastwill


2005年11月04日(金) たった今の話

 友人からメールが届いた。で、家で飼っているリスの写真送ってくれた。うーん、ぷりちー! 動物は癒させるー。


 
 アニムとブロードは食堂に戻った。支給人にデザートを頼む。
 先ほど座っていた席は他の乗客が座っていた。こちらは二人となったので、二人掛けの席に案内された。
 「大変だのう、ブロード」
 「うん? ああ。ほんと、樹理ちゃんは難しいよ。でもな、オフィーリス姉さんの子だし、俺は女の子大好きだから」
 「相変わらずだのう」
 出されたデザートはオレンジだった。船上では日持ちするものばかり出てくるので、船旅をする人々にとっては常識だった。
 「まあね。アニムは今一人なのか?」
 「うん。ロセウはスタウト……バルクの孫の一人だが、そやつと一緒に行動しておる」
 「へー」
 「スタウトは任せても安心できる……というか、あやつらは恐るべきウォンテッダーとして名を馳せ始めておるのだ」
 アニムがうれしそうに言う。ロセウもスタウトもウォンテッダーの教えを仕込んだのはアニムである。ロセウは融合した魔族の影響で強力な魔力を持ち、スタウトは代々受け継がれた剣術に長けている。そんな二人が最強でないはずがない。
 「お前、そんな危険人物を世に送り出してるのか?」
 「まあ、悪いことはせんと思うからのう」
 「じゃあ、なんだよ、その恐るべきってのは?」
 「さあてのう? 巷ではそう呼ばれておるだけだから」
 「責任重大だぜ」
 「小生の責任ではない。もう、一人前のウォンテッダーなら自分らの責任だ」
 「そのうち出会ったら聞いてみるよ。誰の影響を受けたんだって」
 もちろん、アニムの影響がないはずがない。 


草うららか |MAIL

My追加