気まぐれ日記
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2005年10月13日(木) 職業をサポートしてくれる

 まあ、ハローワークの強化体制版みたいのね。(ちゃんと名称があるけど、それやったら無駄アクセス数がふえそうなんで自粛。ただでさえ多いから)で、今日は面接の講習。最初の時間、眠くて半分寝ていた。どうも、このクセというか、あの時間(昼食後)はものすごーく眠い。何か、よい方法ないですか?


 
 彼らはメモを頼りにその地に向かった。場所はメリーレイク島。一応王国であるが、その王族ですら農業を行っているというのんきな島国だった。あくまで、ブロードが知っている時代は。
 「なんか、すっかり栄えちゃったな」
 「ふーん。活気があっていいではないか」
 すくなくとも、港町は人であふれている。ブロードが知るこの港町はこの半分の人だった。
 「お、あんたらも観光かい?」
 ブロードは露店で果物を買うと、そう店の男に話しかけられた。この島の住人ならばブロードのような格好をした者はいない。
 「まあ、そんなとこ。すごい人だな」
 「ああ、あんなものが出てきちまったからな」
 「あんなもの?」
 「あんたら、知らないでここに来たのかい。ずいぶん物好きだな。まあ、いいやみてくりゃあ、わかるさ」
 果物を一つ樹理に渡す。青リンゴの香りがふわりとした。
 「どうやら、あんなもののせいでここが活気付いたみてーだな」
 「うん。そして、そのあんなものが、これだな」
 おそらくは、魔族か、その魔族が作り出したものか、だ。ブロードは青リンゴにかじりついた。人間のふりをして買ったが、食べたところで糧となるわけじゃない。ただ味覚はあるので甘酸っぱい味を楽しむことはできる。
 「んじゃ、ここを早く静かにしないとな」
 「なんでだ?」
 「人間には静かなとこも必要なんだよ」
 「ふーん。で、ブロード。これはそうやって食べるものなのか? どこまで食べればいい?」
 青リンゴを指して言う。ブロードは、見てれりゃわかるよと言った。 


草うららか |MAIL

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