気まぐれ日記
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2005年10月09日(日) ちょっと、サボりたい気持ち

 なんだけど。
 えーと某アニメショップに行って、カレンダー見てきました。草は、カレンダーは卓上の方が使い勝手がいいタイプ。掛けるのは邪魔っぽい。だから、今年のはガンガンの付録だったりする。来年のはどうしようかなぁ。


 「ブロード?」
 樹理に呼びかけられて彼は、われに返った。急に、店の騒がしさが耳に入ってくる。
 「何をぼうっとしている?」
 「ああ、ごめん」
 「堕ちるとは、どういうことだ?」
 「元のものから外れる事だって」
 人間から何になっても、それは堕ちるということだと運命神は言った。
 「ほお……」
 運ばれてきたアップルジュースを樹理は一口飲んで顔をしかめた。
 「こんな甘いものを人間は好むのか?」
 「子供はそれで十分なの」
 「だれが子供だ」
 彼は樹理をにらむ。樹理は十分に人間でいう十歳くらいの子供だった。
 「私がこんななりをしているのは、お前のせいだ。おかげでしばらく強い魔法は使えん」
 「?」
 「故に、お前がメイシスとやらを消せよ」
 「はい?」
 「で、魔力は私がもらう。そこのとこ、気をつけてくれ」
 「わかった。そうすることでジュリちゃんの魔力が回復するならそうするよ」
 しかし樹理はにこりともせず、ブロードのアイスコーヒーをにらむ。
 「これと取り替えてくれ」
 ブロードは渋々と取り替えてやった。 


草うららか |MAIL

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