気まぐれ日記
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いわゆる、「制服を着たらおなかが痛くなる」とか「通勤途中おなかが痛くなる」とか、学校行きたくない、会社に行きたくないという病気。 本日、仕事、早退しました。本当に頭痛と吐き気でなんか倒れそうでした。でも、家に帰ってみるとだんだん調子が戻ってきまして、今はけろりとしてます。現金だなと思いつつ、母に「なんとかっていう中毒じゃないの?」といわれました。他に考えられるのは単なる寝不足なんじゃないか……いや、今まで寝不足で頭痛はしなかったな。やっぱり……、なんとか中毒?
真の塔
一階の塔の町に戻ってきたダノとタジュトは皆に歓迎された。 「やったぜ、坊主! 塔が真の姿を現したんだ」 「さ、早くクリスタルを掲げてみなよ」 「ま、待ってくれ、どうゆうこった?」 ダノが集まってくる人々を押しのける。すると、北東の城の王がにこやかに笑っていた。 「あんたは……」 「ダノ殿も今は疲れているだろう。まず休ませなさい」 「王様がそういうんなら」 「しゃーねえな」 皆が自分の生活に戻る。北東の王はあの大目玉の娘を連れていた。 「久しぶりね」 と、タジュト。 「タジュトさん、ダノさん。この間は本当にありがとうございました」 大目玉は相変わらず表情がわからない。が、タジュトによれば微笑んでいるらしい。 「ダノ殿には本当に世話になった。君たちが真の塔を復活させたと聞いて駆けつけたんだ。今夜は私が主催で祭を開催しようと思ってね」 「祭?」 「ええ、それと。実は……」 大目玉が顔を赤らめて(やはり、ダノにはわからないが)、タジュトにひそひそと耳打ちする。 「え、赤ちゃん? おめでとう」 「どんな子が生まれるのかしら。楽しみね」 シルアが顔色変わることなく言う。ダノは大いにうなずいた。 「小僧、良くやったな」 南西の城の王だった。シルアに焼かれた身体はきれいさっぱり治っている。 「この先はさらに厳しいぞ。心して行け」 「ああ、ここまできたら負けられねえ」 そして、ダノに面会したい人々が次々に現れる。海洋世界の龍王もそこにいた。 「久しいな」 「あ、おじいちゃん。亀は元気?」 「ああ、今では自由に泳ぎまわっているよ」 「じいさんも俺たちの見送りか?」 「それもあるが、お主らに忠告したくてここまで来た」 龍王は声を潜めた。ダノたちはそのそばに詰め寄る。 「正直、あのアシュラが本物であったか……お主らの倒したアシュラは偽者ではないかと思っておる」 「そりゃ、どうゆうことだ?」 オードが顔をしかめる。 「どうとも言えん。わしの勘だからのう」 龍王はそれきり黙ってしまった。
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