気まぐれ日記
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どうやったら、空CDに音楽がはいるんだすか……。パソコン始めて三年目、初めてメディアプレイヤーをいじった。
一行は総長のいる町に戻った。 「お前たちさすがだ。よくやった」 総長は、酒でダノたちの帰還を祝っていた。しかし、その後の話は深刻だった。バリア中和機のもう一つ材料、プルトニウムがある場所が原発跡であり、そこにセキュリティーとしてデスマシーンという恐ろしいロボットが配置されているという。 「とりあえず、原発までは俺が案内する。その先は……」 「ああ、俺たちで行く」 翌朝、総長を先頭に原発跡へ向かう。 「さやか、留守は頼んだぜ」 「ええ。兄さん。でも、無茶だけはしないでね。ダノさん、皆さん、お気をつけて」 総長のいない時は、さやかが代理だった。その役目を彼女は誇りに思っている。だから、兄を見送ることができた。 「さ、行くぜ。俺はブレーキなんてほとんどかけねえから、ちゃんとついて来いよ」 総長を名乗るだけあって、彼はいっきに地下道に降りレールの中を走った。途中、レールが切れていて深い溝がある。向かいのレールまでかなりあるところをいっきに走りぬけ、ジャンプする。その姿にダノも感心した。 原発跡の建物前までたどり着くと、総長は止まった。 「ここからは、俺たちで行く」 「ああ、頼んだぜ。俺は足手まといにはなりたくねえ」 「それでもあんたは、立派な総長だよ」 「あんがとよ」 総長は、ダノたちが中に入るのを見送った。
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