気まぐれ日記
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職場の催し物です。二百の焼きそば、多量に余ったから揚げ。おにぎり地獄。 今年で最後になればいいなあ。
都市世界
そこは荒涼とした世界だった。かつては繁栄を極めただろうと思われる建物の残骸が広がっている。今までになかった世界だった。冷たい風が吹く。周りが静かでその風の音しか聞こえない。 「朱雀からは逃げろか……」 ダノはオードに再確認した。オードがもう一人の自分にあった後、この世界の扉がいきなり現れた。 急に熱を感じた。上からだ。見上げると、炎に包まれた巨大な鳥がダノに襲い掛かった。 「くそっ!」 剣を抜いて振る。しかし、攻撃は聞かない。 「ブリザド!」 シルアが魔法を使った。しかし、鳥の目の前でそれは消えた。 「お兄ちゃん、これ朱雀じゃない!?」 タジュトが叫ぶ。 「じゃあ、とりあえず……」 朱雀の攻撃をかわしながらダノはあたりを見回す。地下道への入り口が見えた。 「あそこだ!」 指差した方へ四人は駆け出す。さすがに空を飛ぶものは地下道へは入っていかないらしい。朱雀は再び空へと戻った。
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