気まぐれ日記
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地元ハンバーガー店で売出し中の曰く付き「くじらバーガー」をお昼に食べた。くじらの竜田揚げが入ってレタス、マヨネーズとシンプル(?)なものに仕上がっている。なんか筋張ってるけどこんなもんかな、と。 今日の夕刊で、イギリスの国際捕鯨なんとか会が「結局食材としかみていない」とほざいて怒っている。その昔、ドレスのスカートを膨らませるためだけにくじらを獲っていた国々には言われたくないわい。 ちなみに、三百八十円也。
ダノたちの脱走により、親衛隊が動き出している。見つからないように歩くのは容易ではない。 「いたぞ!」 「あっちへ行った!」 「お前は向こうを見張れ!」 と、声の掛け合いが続いている。何人かの親衛隊を倒して出口を進む。 「お兄ちゃん、ここ武器庫みたい」 見ると、箱が幾つか並んでいる。そこで武器を調達。すぐに出る。グライダーのある部屋の前に着いたが鍵がかかっていた。 「くそっ、ここも鍵がかかってやがる」 「兄貴、これじゃねえか?」 オードが倒れた親衛隊のポケットを探り、鍵を見つけた。 「オード、やるじゃん」 グライダー保管室を開ける。すぐに乗り込む。 「お前ら! こんなところに!」 声がする。 「お兄ちゃん、早く早く!」 「エンジンがかかんねえ! あっちのは!」 「ダメ、ガソリンが入ってないわ!」 「んじゃ、こっちのだ!」 エンジンがかかる。ガソリンも満タンだ。ダノは急発進させ、大空に飛び出す。 「いやああ〜! やっぱりいやあ〜!」 シルアが叫ぶ。しかし、ここで降りるわけには行かない。 「追ってこねえよな」 「大丈夫みたい」 「うっひょ〜、俺空を飛ぶのは久しぶりだ」 「オードも元親衛隊?」 「いや、俺はこの間までハーピーだったんだ」 「へっ?」 「魔物は魔物の肉で進化も退化もするんだ」 「へえ〜」 ひとまず、ジャンヌの家で一行は降りた。家に入っても誰もいない。やはり遅かった。 「行くべき場所は、北の神殿だな」 「そうね……」 シルアが具合悪そうにしている。 「シルア、もうちょっとだからがんばって」 「うん。ごめんなさいね。心配かけて」 「気にしないで、あたしたち仲間でしょ」 「行くぞ、お前ら」 「うん」
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