気まぐれ日記
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本日の一時頃の気温(職場付近)十四度。 寒いっつーの! 厨房は暑いので裏口の玄関を網戸にするんですが、休憩室(私の仕事場)は日が入らず風だけが入ってくる。冷風直撃。寒すぎでシルバー派遣でお掃除に来ているオバちゃんからもらったカーディガンきました。爪が青くなります。 今、本当に六月(中旬)か?
塔 十階の前に
「玄武を倒し、青龍までも……なかなかやるじゃん」 彼は、模型の塔を見てつぶやいた。三つの光がゆっくりと動いている。そのずうっと上で今、光を失った駒が砕けた。 「あー、こっちは駄目になったのか……」 彼は酷くがっかりしたのち、大いに笑った。 「君たちは、どこまでいけるかな。この上には更に強いのがいるよ。せいぜい楽しませてくれ」 彼は、ふと気づいた。 「いけない、助言するんだった」 彼は急いで用意をするとそこから消えた。彼が消えてもブロックで積まれて作ったような塔が静かに立っていた。
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