気まぐれ日記
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2005年06月07日(火) ある意味バッドタイミングな話

 職場で、電話をかけよう(もちろんお仕事の電話)として、受話器をとり、外線ボタンを押し、番号を押した。つなぎもなくいきなり、
 相手「もしもし○○ですが、××(職場の名前)さんですか?」
 私 「はあ?……はい」
 つまり、ベルがなる瞬間、私は受話器をとり番号を押したってこと?
 「なんで、取ったの?」と事務に言われたが、知ったこっちゃない。こっちはかけようとしていたんだから……。


 「かによ。お兄ちゃん。かに。今日は豪勢だね」
 タジュトは喜んで、サーベルで切りかかる。
 「まて、タジュト」
 ダノが止めようとしたが、彼女はとまらなかった。
 かきん! 
 あんまりダメージがなさそうだった。
 「やっぱり甲羅が硬かったか」
 「そうね、かにですものね」
 シルアがファイアを使った。かには、湯気を出して倒れる。
 「かにさん、かにさん、たーてに歩いても横歩きー」
 一匹で十分おなかいっぱいになった。
 「でもよ、この中で本物は多分一つだよな」
 「もう、食べられないよ」
 「タジュトさん、そういう問題ではありません。私のファイア、もうないですから」
 「また、能力変化?」
 「いえ、パワー不足です」
 「ともかく、だ。無駄なく本物を見つけることが肝心だ」
 線が交わったところ……。線?
 ダノは、昆虫人から聞いた話を思い出していた。何か、引っかかるが線が良くわからない。
 「線? せん? セン?」
 「お兄ちゃん、あれ、意味あるのかな?」
 タジュトは前と前々の部屋を指差した。縦に並ぶ赤い玉、横に並ぶ赤い玉。交わるところ。
 「そうか! ありゃ、位置を表しているんだ」
 ダノは部屋を行ったりきたりして確認してから、赤い玉が並ぶ部屋で一つを選んだ。げんしかには出てこない。本物の赤い玉だった。
 「これ、生まれないね、かに」
 「本物確実だ」
 「でも、これをどうするのかしら」
 三人が帰ろうとすると、目の前に青龍は、現れた。
 「わたしの大事な赤い玉に何をする!」
 「あなたは、青龍ね。東方の」
 「そんなことは知らんが、青龍とは確かに私のことだ。人間どもよ、その玉をどうするつもりだ?」
 「どうするもこうするも、先へ行くために必要なんだ。それに、あんた、結構悪いことやってんだろ?」
 「そうね、龍王を追い出したそうね。街でうわさになっていたわ」
 「いーけなんだー、いけないんだー」
 「やかましい! 覚悟せい!」
 青龍が襲い掛かってきた。
 


草うららか |MAIL

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