気まぐれ日記
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この間面接した人は、断ってきました。事務職で夜勤手当ついて手取り18万(ばらしちまえ)もらってたような人が、契約社員扱いできつくてサービス残業で11万じゃあ、断りたくなるよな……。それにしても、学校出たばかりの栄養士なんかごろごろいるはずなんで、ハローワークでなく直接学校に求人出したらどうだ? 職場。
海底に、城はあった。街があったのだからそうなのだろう。派手なつくりの竜宮城は、街から海底洞窟を抜けたところにある。 「タコ焼きーたこ焼きー、青海苔多めにするとー」 タジュトは歌いながら踊りタコに切りかかる。 「にって笑うと危険だねー」 「どうゆう歌詞だそりゃ?」 ダノもタコに切りかかる。タコは足を切られておたおたしている。あと、三本しか残っていない。 「タジュトさん、たこ焼きが食べたいの?」 シルアは能力変化で得たファイアを放つ。タコは身を焼かれ香ばしいにおいを発して倒れた。 「シルア、たこ焼きはちょっと違うの。でも、これはこれでおいしそう」 「それにしても、タコが多い」 それほど複雑なつくりはしていない。入り口付近の個室には鍵が置いてあった。龍の彫刻がついた立派な鍵である。 「これは、お借りした方がよいですね。もしかしてこの先、鍵がかかっているところがあるかもしれないですから」 「じゃあ、俺が持つな」 どんどん進んでいくと階段が見える。 「登っちゃえ」 そんな調子で進むものだから、すぐに一番立派な扉が見えた。もちろん鍵がかかっている。 「おし、こいつの出番だな」 ダノは鍵を差し込んだ。
がちゃ
広いフロアに横に一列、赤い玉が並んでいた。 「なんだ、これ?」 赤い玉は特に何の変哲もない。動かそうにも動かせない。手をかけようとしたら、すり抜けた。 「お兄ちゃん、こっちは縦に並んでるよ」 その先には、縦に一列、赤い玉が並んでいる。こちらも手をすり抜ける。 「なんの意味があるのかしら?」 「線が交わったところ?」 「お兄ちゃん!」 タジュトが叫んだ。急いで次の部屋に入ると、一面赤い玉だった。それは規則正しく並んでいる。 「こいつは触れるみたいだな」 ダノはその一つに手を触れた。赤い玉が動き出し、二つに割れる。中から、げんしがにがかに特有のハサミで襲ってきた。
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