気まぐれ日記
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たんに自分が馬鹿だったという話なのですが、どうやって「絶対参照」にすればいいのか、そうとう悩みました。ヘルプで開いても良くわからなかったし……。ただ自分で一回打ち込むだけで、素晴らしくできました。 「エクセルって頭いいなあ」 という自分がおバカさんです。
庵には、小さな老人がぽつんと座っていた。 「こんにちは、おじいさん」 タジュトが挨拶をした。 「こんにちは、お嬢さん。何か御用かな」 「はい。空気の実がどこにあるのか知りたいの」 「ほほう、海底の城にでも行くのかえ?」 「海底の城? それは聞いてないな」 と、ダノ。 「おやおや、知らなかったのか。まあ、いいだろう。空気の実なら南の島の、ひときわ大きい木になっておるわい。地面に落ちた良く乾燥した実ほど空気が詰まっておる」 「ありがとうございます。おじいさん」 シルアが礼を言う。 「なんのなんの。若い娘っ子に会えただけでも、わしゃうれしいわい」 「ところで、じいさん。じいさんの知り合いで塔に入れるような若い女を知っているか?」 ダノはタジュトが会ったという女性のことを聞いてみた。 「ほう、あの塔にか? いやいや、大したおなごだのう。だが、そんな者は知らん。そうじゃ、一つ言っておく。青龍を知っておるか? 奴は凶暴じゃ。気をつけてかかれ」 「おう、ありがとなじいさん」 ダノは庵を出ようとした。出れなかった。 「なんだ、こりゃ? また」 「おじいさん、ありがとう。お邪魔しました」 「お邪魔しました、おじいさん」 タジュトとシルアはそう言って庵から出る。 「お兄ちゃん。ちゃんと挨拶しないと出入りできないみたいよ」 そう言われてダノは、 「じゃあな、じいさん。あばよ」 と庵を出た。
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