気まぐれ日記
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| 2005年04月22日(金) |
ああ、妹の名前なんだっけ |
自分で考えた(決めた)はずなのに、忘れてしまう。 免許の写真は、まずまずな状態。気になっていた「手書き漢字」もちゃんと印字になりました。(昔の戸籍の字が手書きで、「嶋」の点々の部分を略されて横棒で書かれたため存在しない漢字になりコンピュータに入ってなかったため、真面目な方が手書きで入れたというバカげた話。悪いのは昔の役所の人) 題名の解答 A. リタ
彼女は故郷に戻ってきた。 「あら、早かったわね。もう戻ってこれたの?」 やや疲れた顔をした高位魔女が言う。そして、彼女の名前を聞いて納得したような顔をする。 「リサさんですか……早く、ご家族の元に行ってください。病院にいます」 よく見ると、その魔女は怪我を負っているらしい。足を引きずっていた。 「何が……悪魔が出たんですか!」 「ええ、それも酷く凶暴な……」 彼女は、家族がいるという病院へ駆け出した。すぐ近くだが、街の中は荒れていた。ほとんどの家は少し壊されている。しかし、無いに等しいほど壊されている家もあった。 「あの、ここに私の家族がいるって聞いたのですけど」 病院の受付は混んでいた。対応に追われている事務員が走り回っている。ようやく病室を聞き出し、彼女はそこに向かった。 「おお、リサ。お帰り」 「あなたが無事でよかった。リサ」 彼女の父と母はそれほど重症ではない。もう怪我は回復に向かっているので退院は間近だという。 「リタは?」 妹の姿はなかった。 「リタは……」 「あの子は……」 父も母も言葉を濁した。 「まさか……」 滅多に無いことだが、悪魔は人間をさらっていくことがある。そして、その人は戻ってきたことは無い。 「連れていかれたんだ、悪魔に」 さきほど、リサの顔を見て元気だった父の言葉は重く沈んだ。母も泣き出している。一人いなくなった、それが重症だった。 「そんな……」 彼女もつられて泣いた。でも、いつまでも泣けなかった。 「リタを助けてくる」 それだけ言って彼女は病室をあとにした。
彼女は歌を歌った。願いがかなう、あの歌を。
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