気まぐれ日記
DiaryINDEX|past|will
| 2005年04月20日(水) |
「本当にやめるの?」 |
と聞かれ、「はい」と答えた。 今では、怒りが収まり「どっちでもいい」感じがあるけれど、どうせまた、「やめてやる!」という気持ちになるのでやめる。もう、嫌々仕事やるよりはいいと思っているので。
森は主人を守る。 翌朝から、リサはレスティの手伝いをした。掃除や洗濯、料理。一通りこなすことは出来る。コウは、森の中で薪や木の実などの食料を探してきた。それが彼の仕事となった。 レスティは、彼らに魔法を教えた。リサにはなじみのない魔法もあったが基本が同じため、理解し使うことが出来るようになった。そのおかげで彼女の魔法力は高位魔女並みの強さとなった。 「たいしたもんだよ、あんたは」 「レスティさんのおかげです」 レスティは朝は少女の姿。夕方は老婆の姿となっていることが多かった。時には、妙齢の美女の姿にもなる。どっちが本当の姿かと聞くと、「こっちだよ」と老婆になる。 「月にあたっていると魔力が蓄えられるんだ。だからあたしは若い姿になれる。でも、夜になる頃にはそれが切れるんだ」 「でも、レスティに夜会う時はいつも若かったじゃないか」 「ああ、それはお前の魔力が放出していてそれを吸ったんだよ。それほどの魔力をお前は身につけているってことさ。今はそれをコントロールしているようだね」 「そうなんだ」 「じゃあ、コウは十分に高位魔女になれるんだ」 「リサ、お前さんの言う、高位魔女とは何かね」 彼女は、高位魔女について話した。自分の世界が、悪魔たちにより脅かされていること、高位魔女はそれと戦うためにあること。 「悪魔が……」 レスティは考え込んでいる。 「ちょっと調べてくるよ。お前さんたち、留守番頼んだよ。あたしが帰ってくるまでね」 レスティはその魔力で、自分を鳥に変えた。そして、羽ばたいていった。
|