気まぐれ日記
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でも、自分で内容覚えているはずもなく、読み返す。(2005年3月1日からお読みください。) 魔女と魔女の話……どっちかと言うと、魔女と魔女と魔女の話? さて、どんな話にする予定だっけ?
「そういえば、この森はレスティさんが守っているの?」 「今はね。でも、この森に迷いの魔法をかけたのは、あたしの婆様だよ。婆様はものすごい魔女だったからね。今も魔法が続いている」 「そうなんだ」 「レスティ、ここにいれば安全なんだな」 「今のところはね。あの女王が妙なことをしない限りは平気さ」 レスティは部屋を勧めた。こじんまりとした部屋。でもベッドなどの家具はそろっている。お客さま用とドアに書かれていた。 「年頃の男女を一緒にするのは悪いね。あんたはあたしと一緒の部屋だよ」 彼女は隣の部屋を開ける。魔女とは思えないほどのかわいいあつらえをした部屋だった。レースのカーテンやベッドカバーが見える。 「ベッドは使っていいよ。あたしは違うのがあるからね」 レスティはやっぱり笑った。 リサはベッドに入ると、数秒で眠りに落ちた。疲れていた。歌を歌い、森をさまよって別世界に来てしまった。二度目。 コウも同じだった。彼は一ヶ月間、別世界で過ごしたという疲れがあった。女王から逃れたという安心はあったが、見知らぬ世界は不安だらけだった。レスティは、二人が深く眠るのを見て安心した。そして、自分は暖炉の前にある大きめのソファーで眠る。窓から差す月の光を受けながら。
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