気まぐれ日記
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2005年04月13日(水) なかなか長い

 「すべてがFになる」をプレイしているけど、なかなか終わらん。最初だからはしょるのが嫌だけど、どうでもいい文と台詞は飛ばしてます。ただいま八時間目……。


 とにかく、彼はイスにどっかりと座り、しおりの入ったものから読んでいった。読むペースは早い。時々カシスが一冊しおりを挟むより、早く読み終えることもあった。そんなのは殺人事件の少ない年のものだが。ともかく、大した参考にならないものはしおりを抜いて平積みにしていく。最近になればなるほど参考にはならない。べグゼッドもさすがに疲れて、一度本をテーブルに置いた。カシスはやっと全てにしおりを挟んだ。
 「あと、五冊か……ん?」
 しおりを挟んだ本が五冊積み重なっている。そのうち二冊が、かなり古いものだった。
 「なんだ、これ!」
 「お前さ、新しいのから読んでいっただろ、上から取っていって」
 歴史の古い事件帳に歴史の新しい事件帳をカシスが積み重ねたので、最も古い二冊を彼は読んでいなかったのである。
 「くっそー」
 「あ、俺、なんか冷たいものでも持ってきてもらうよ」
 と、カシスはそそくさと逃げる。テーブルに置いた本からしおり抜き取って、積み重なった本の下から二冊取り出した。
 一番古い方を読む。かなり殺人事件は多かったが、参考になるものはなかった。そして、二冊目。こちらもかなり多かった。カシスがジュースを持って入ってくる。が、彼は気づかない。
 「あった、あった!」
 べグゼッドが本を開いたまま抱えてにんまりする。
 「変装名人だよ」
 「へんそうめいじん?」
 カシスからジュースを受け取り、一気に飲み干す。
 「ああ、そういう一族がいたんだってさ。今でもいるかもしれない」
 「それ、ホントにいるのか? つーか、それで大丈夫なのか?」
 カシスは、やや不安げな表情をした。 


草うららか |MAIL

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