気まぐれ日記
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2005年04月07日(木) あー……ぐったり

 旅行後の仕事は疲れます。今日は、特に……。
 もう、何やっていいのかわかりません。

 
 「雨でも振るかもな」
 べグゼッドがぽつりと言った。
 「何言ってんだ。外は晴天だぜ」
 カシスは真面目な顔で言う。彼のイヤミに気づいていない。
 「それより、たまに外に出たらどうだ?」
 「行きたいけどな。でもな……」
 「あんな新聞気にしているのか?」
 「うん、まあ。グオンの言ったことも気になるし」
 「しゃーねーな。俺だけ行ってくる。土産に菓子でも買ってくるからな」
 「ああ、ごゆっくり」
 そう言って、カシスはさっさと行ってしまった。べグゼッドはそれを見送ると、自室に戻った。
 
 カシスは、城下町を歩いている。まだ朝ということあり、歩いている人はまばらだった。これが、朝市を行っているところとなると、道いっぱいに人がいる。ビアソーイダはいつも人がいっぱいだが、カシスは物珍しく見ていた。
 露店で焼き菓子を買うと、彼は昨日殺人事件があった場所へ行ってみた。本当に目立つ場所で殺されたものだなと、彼は不思議に思った。十字路の真
ん中は立ち入り禁止となっている。
 「おい」
 不意に腕を掴まれた。無精ひげのやせた男だった。
 「なんだ、おっさん」
 「お前、ビアソーイダの王子だな」
 「なんでわかるんだ?」
 「その剣ですぐわかる。紋章でな」
 うかつだったと言うべきか、彼はぎくりとする。
 「俺はライスキーだ。よろしく。噂は良く聞いているからネタにしているよ」
 「じゃあ今度、提供料もらうよ」
 ライスキーは口の端だけで笑った。
 「やろうじゃないか。べグゼッド王子のことについて話してくれたらな」
 


草うららか |MAIL

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