気まぐれ日記
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2005年03月27日(日) 今更ですが(その2)

 「街」(PS版)のバッドエンディング集めをしています。あと、何回渋谷を爆破したら「青ムシ抄」が見られるでせうか……。


 彼は再び、彼女に会った。特に不思議と思わない。一度会って話をして歌をリクエストした少女だと覚えていた。
 「また、聞かせてくれる?」
 「ああ、構わないけど。あんたも物好きだな」
 「聞いていると、懐かしくなるの」
 「へえ……」
 そう言われたのは初めてだった。
 「ぜひ、歌詞の意味も知りたいんだけど」
 「それは無理だ」
 「どうして?」
 「だって、俺にもわからないもの」
 彼は、歌い始めた。彼女は黙って聞いている。それが、毎日のように続いた。
 ある時、彼女はその歌を口ずさんでいた。彼と一緒に歌っていた。ふいに脱力感が彼女を襲う。
 「きゃっ?!」
 べたっ
 彼女はバランスを崩し、アスファルト地面に座り込んでしまった。
 「どうしたの?」
 彼は不思議そうに彼女を見た。彼女もわけがわからないっと言ったような顔をしている。ただ、この世界にて、魔法を使うことがなく魔法力を使う感覚を忘れていた。
 「どうなってるの?」
 と、思いつつも理由は一つしかない。彼の歌は、魔法を起こす呪文ということだ。魔法力を持った彼女が歌うことにより、魔法が発動されかかったのだ。
 


草うららか |MAIL

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